若い人にこそ読んでもらいたいバレーがわかる9冊

2004 LOUIS EDEN VALLEY SEMILLON / HENSCHKE オーストラリアワインを愛する人なら誰もが知っているワイナリー、ヘンチキ。

この有名なワイナリーの歴史は1841年、 ヨハン・クリスチャン・ヘンチキがドイツから移住してきたところから、始まりました。

最初は自宅で飲んだり、友人たちにふるまうためにワインを造っていたヘンチキですが、 やがてこのワインが評判となり、1868年には一般販売されることになります。

一方、この時代のヨーロッパでは、 フィロキセラという害虫が発生し、大きな被害を受けました。

ワインを造ることができない状況に追い込まれたヨーロッパの人々は、 オーストラリアワインに目を向け、オーストラリアでは需要に後押しされるように シェリーやポートワインのような酒精強化ワイン等が多く作られるようになります。

時代は移り、第二次世界大戦が終了すると、今度はヨーロッパからの移民により 日常消費用のテーブルワインや、安く量産されるワインが造られるようになりました。

オーストラリアワインというと、このイメージを持っている方も、まだ多いと思います。

このような時代の流れの中にあって、ヘンチキはそれらに流されることなく 一貫して「高品質のスティルワイン」だけを造ることに注力してきたのです。

その結果、今ではオーストラリアを代表する素晴らしいワイナリーとなりました。

エデン・ヴァレー、バロッサ・ヴァレーとアデレード・ヒルズの地域から優れたワインを生産。

一部の畑では、土壌を守るために立入禁止とし、 畑に入る場合には、靴ごとビニールカバーをつけて入るなど、徹底したこだわりを持っています。

ヘンチキのワインは高品質であるため、 以前より「10〜20年は平気で熟成するのではないか」と言われてきました。

世界的なワイン評論家ロバート・パーカーが、「飲み頃」に15〜20年先を指定することもあります。

しかし家族経営で生産量が少ないうえに、若いうちに消費されてしまうことも多く、 ワイン愛好家にとっては、熟成ボトルを手にすることが、なかなか難しい状況です。

当店では2006年に入荷したボトルを、最高の環境のメインセラーで、独自に熟成。

皆さまに、リーズナブルにお届けいたします！ ぜひ他では入手することのできない、ヘンチキの熟成ボトルをお愉しみください。

40年間ワイナリーを経営したルイ・エドムンド・ヘンチキの経緯を表して名付けられた1本。

オーガニック栽培で育てられたセミヨンは、 フルボディで辛口の味わいとなり、 長期熟成にも耐えるワインとなります。

熟成してなお光を帯びた金色。

レモンの花、セイヨウスグリの香りのなかに、干し草の香りも感じられます。

熟したレモンの果実と、フレッシュな酸味、ハーブやレモンピールの風味があり、余韻が長く続きます。

ブドウ品種はセミヨン100％。

料理と合わせるなら、 ハーブを効かせた魚介のパスタや、 チリ味のチキン等と良く合います。

お中元やお歳暮など季節のご挨拶、お祝い、ご返礼などにワインを贈りませんか？ ※写真はイメージです。

実物と異なる場合がございます。

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